knock on wood

日々の記録帳

2024/1/15

昨夜見たXの投稿のこと、朝の電車でも考えてしまう。
投稿された方は女性で少し前から鬱症状があり休職中。原因は職場体制、中でも女性上司の人間性にあるという。今回は自分がその女性上司に好かれていなかったとし、その原因は自分にはスキルも経験もないから、愛想と愛嬌で契約を獲得していたからだ、と結んでいた。
この投稿自体は個人的には『これ言えちゃうんだ』と若干引き気味に思うだけ。私が驚いたのは、このポストへの返信や引用コメント。ほとんどの方が「上司の嫉妬でしょ?」とか「その上司には同じ武器がないからでは?」といった、女性の魅力の欠如が故の嫉妬があり、その上司は投稿者に辛くあたったというコメント。なんというか、すごいなって思ってしまう。
ちなみに、私にとって投稿者はたまに見かける方で、特に交流もなく、フォローもしていなので、私は完全に部外者。でも、フォローしている相手や、知人、友人の投稿だったとして、私は咄嗟にはそんなふうに言えないと思うんだ。多分、「詳しく聞かないとなんとも言えないけど、それだけが理由ってことないと思うけど…」って思うし、言ってしまうとおもう。私にはそういう一歩引いたところがある。それが悪いことでは無いと思うけど。でも人間関係において、時に無条件にその人の味方になった『そうだよ、あいつが悪いんだよ、あなた悪くない!』って言える人には敵わない。そして言われる側は、そんなことないとちゃんとわかってる。わかってて言ってくれてることもわかる。でも、それがどれだけ嬉しいことか。私も言ってくれる友人がいて、『私ちゃんは悪く無いからね!』と言われた時は、本当に心底嬉しく心強かった。
とりとめのない話になってしまったけど、こんなことが後から後から浮かんできて、窓から流れる景色を眺めながら、こういう小さなことで人生変わるんだよね、なんて思いながらの通勤でした。