knock on wood

日々の記録帳

2023/4/27

今日は夕方、会議参加のため本社に行く用事があり、久ぶりにパンプスをはいて出勤。勤め先は本社ビルから少し離れてた別のビルなので、他の部の人たちと顔を合わせることもないし、偉い人たちや来客と会うこともない。そして最寄り駅からも結構歩くので、普段はスニーカーを履いて出勤している。ここ数年はこうした会議もWEB参加が主流だったけど、かなりコロナ以前の状況に戻ってきている感じ。嫌だな。
午前中の作業を終え、ひとつ気になっている仕事があったので確認をしたところ、自分がその仕事を誤って対応していたことに気が付いた。誤って対応というか、誤って認識していたから、対応していなかった、が正しい。いずれにしてもお客様に大迷惑をかける失態だということがわかった。体が震え、吐き気がする、血の気が引いた。同じような状態は5年前に一度経験している。でもその時は私個人に原因はなく、扱っている商材の不具合が原因だった。でも今回は違う。私がやるべきことをやっていなかった。忘れたのではなく、そもそもやる必要がないと判断していた。今となっては何故そう思ったのかわからない。書類が紛らわしいわけでもなく、依頼してきた営業担当の方とも内容について何度かやりとりしている。それなのに、私が自分で設定するものだと思い込んでしまった。本当は私が設定をする前に、外部企業へ事前発注が必要だったのに。
まずは上司へ報告。関係部門へ報告。発注のほうも急ぎでお願いしたが運の悪いことに連休前のイレギュラー対応時期とのことで、いつもよりも一週間余計に時間がかかることがわかった。
誰もが「え?どういうこと?意味がよくわからないのだけど」とか「え、噓でしょう?」という反応。ですよね。そうですよね。私自身もそう思っていますもの。会社っていうのはこういう時に、当事者である私を責めたり怒ることはない。責めたところで何も変わらないのは最もだけれど、それよりも怒ってはいけない、責めてはいけないという、いわば何らかのハラスメントに抵触しないように堪えているように思う。ふざけんなよ、どうするんだよと怒鳴りたかったことだろう。私も怒鳴られて、責められて、罵倒されて終われるなら、どれだけ楽だろうか。けれど、それは許されない。どんなに苦しくても、辛くても、自分が起こした失敗からは逃げてはいけない。関係各所へ連携し、最善を尽くすしかない。そして二度と同じ失敗をしないために、原因の追究と今後の対策をすることが私の仕事だ。