knock on wood

日々の記録帳

2023/3/5

先月受けた婦人科がん検診と、骨密度検査の結果が届いていたのを、ようやくゆっくり見た。金曜に届いていたのをざっと見て、再診の必要がないことだけチェック。指摘事項はあったものの、当日既に担当医師から言われていたので、ああこれでBになるのかと、これまでずっとオールAだったものだから少し悔しかった。

病院で告げられたのは、子宮の入り口あたりに水疱がありますね、でもこれは心配ないものなので経過観察でいいですよ、ってことで、それが検診結果には「ナボット嚢胞」と書いてあった。ナボット嚢胞と文字で見ると途端に怖くなる。ネットでいろいろ調べてみるも、いまいち理解できない記事ばかり。多くは問題ないが、稀に悪性の場合、悪性化する場合がある……ま、どんな病気もそうだよね、という記事が多い。更年期を迎え、これからはどんどん悪くなっていくばかりかと思うと落ち込んでしまいそう。

心配していた骨密度は予想に反して、昨年よりも数値がよく、これも閉経後はがくんと落ちてゆくことだろう。もう目の前です。

先日、読んだ本に、昔とある外国の医師が、日本人はどこも悪くないのに検査を受けてくれる良いお客様だと言ったと載っており、自分のことだと思った。この本を読んでから、検査を受け悪いところ(悪性腫瘍)が見つかり、頑張って治療して何年か寿命を伸ばすことと、知らずに毎日をいつも通り生き、ある日突然具合が悪くなり数ヶ月闘病して死ぬのと、どちらがいいのだろうかと考えるようになった。どちらのケースも特定の日まで生きられる保証はない。たとえば家族、子供の成長、あるいは仕事、なんでもいいけど、死ぬのは仕方ないけど、この日までは何としても生きて○○をしなくては!みたいな、それこそ死守したいものがあればまた別なんだろうけど、私の場合、もうこの後は母親が死んでしまったらあまり執着はないのかも。

死んだことないから(誰しもが)何が良くて、何がオススメなんてわからないけど、これまでとにかく思っていた『死にたくない!怖い!』という気持ちが少し和らいだ気がする。読んでよかった。

夕飯は、ロティサリーチキンソテー、ごぼう、マッシュルーム添え、里芋煮、ふきのおかか煮、煮豆、ちらし寿司残り(やっと終わった)、ビール