knock on wood

日々の記録帳

抜歯

9時から歯医者に行って抜歯。予定には無かったけど今日抜いてよかったと思った。若い頃から虫歯が多くて多分何本目かの抜歯。覚えてないけど初めてではないと思う。今回の歯は数年前に一度抜いたほうがいいと言われ、数件の歯医者さんを巡ってようやく残すことができた歯。そこでも、いずれはと言われていたので、とうとうこの日が来たかという感じ。当時を思えばよく持ったほうだ。実は今回も最初に抜歯と言われたところではなく、別の歯医者さんで抜いてもらった。抜歯と診断した歯医者にはもう数年定期検診で通っていて、今年は春から歯の調子が悪く何度となく治療に通っていた。その都度少し削って高さを揃えてみたり、グラグラして痛いと言えばマウスピースで歯軋りを抑えてみたり、いわゆる様子をみましょうと言われ、そのうちよくなるかとおもいきや、8月にとうとう被せ物が取れてしまった。

また上から被せてもらってもやはりグラついて痛い。少ししても痛いので再診でレントゲンで見てもらっても異常なし。それから数週間してやはり痛いのでまた再診、前回のレントゲンを見ての診断が抜歯。そうか仕方ないなと一度は思ったけど、落ち着いて考えると、え、写真撮り直さないの?前回は何で様子を見たの?という気持ちでいっぱいになってしまった。

良い先生だし、丁寧だと思う。でも慎重さが少し足りないのかな。本当に大丈夫かな。って不安が大きくなってしまったのよ。もうダメダメな歯だからすぐに抜けると思うけど、万が一抜歯後に思わぬ状態になったら、私は先生を責める気持ちになるだろうな、こんな気持ちじゃ良くなるものもならないなって思ったから、別の歯医者を探して抜いてもらうことにしたのでした。

ネットで評判を散々検索して行き着いた先生は、家の近くの『ここはちょっとなぁ』と思っていた外観の歯医者さん。でも評価が素晴らしかったので勇気を出して診察台へ。素朴な、笑顔もない、素っ気ない先生だったけど、嘘もつけないような感じがよくてその日のうちに抜いてもらうことに。結果上々。気付かないうちに歯が抜けてました。笑っちゃうくらい呆気なく。

予定しているブリッジに銀歯は嫌だと言う私に『でもお金かかるし勿体ないですよ。目立たないようにします』と言う。12月頃また来てくださいと言う割に、次の予約も、『うちはたいてい予約取れるんで』と面倒くさそうに断られてしまった笑

飼っていた犬が死んでしまい、そのスペースにいつの間にか猫が来るようになって今はその猫を飼っているという歯医者さん。なかなか良い。

麻酔が切れても痛みも出ず、大丈夫そうかな。

今は抜いたところが赤くぶよんと盛り上がってきたところ。これ血餅(けっぺい)というんだって。ずっと「ちもち」と読んでいたけどね。

次は12月。やっぱり毎日鏡を見でため息つきたくないのでブリッジは白でお願いしてみよう。