knock on wood

日々の記録帳

インターネットの世界は今後どんな風に進化してゆくんでしょうかね。BLOGひとつとってもそうです。BLOGというツールが、こんなに簡単ポピュラーになるとは思ってもみませんでした。最初に見たのは、多分……2002年?ネオロマのサイトを始めた頃なので年は合ってると思うんだけど、まだまだ外国のものって印象だったなぁ。で、外国のひとたちは当時すでに「ブログに書くネタがねえよ!」って思っていたのでしょうね、ネタ提供のサイトもあったりしました。私は、そういうのを見て「かっこいいな」と思っていたのです。
ネットで知り合った友達も増えましたが、最初の頃は、私の中にそんな言葉は無かったのです。ネットの世界=虚像くらいに思っていたので、現実は現実、ネットはネット。オフ会参加者は猛者。ってな感じだったので、私にはムリだわって思ってました。
こんな話を時々、ネットで知り合った友人とするんだけども……正直この先インターネットの世界がどういう方向に進むのか、まったくわかりません。でも、今パソコンがなくなったら寂しい。ネットだからこそって世界もあるんだよね。匿名の世界。私の中にも、匿名だから怖いという思いと、匿名だからこそ真実を話せるという思いの二つ存在しています。現実の友人関係において「ぶっちゃける」ということを、あまりに重要視されると少し疲れてしまうのは、そうすることによって相手の感情を大きく揺さぶるからだと思うんですよ。その点、匿名で書き捨ててOKならば書いてもいいよ、むしろ書かせて!という気持ちが無いとは言えません。
なんだかはっきりしない日記ですが、今日は手紙の箱の整理をしながら、ネットのこといろいろ考えてしまったのでした。手紙は結局は一通も捨てられませんでした。自分ではそこまで手紙に執着があるタイプだと思っていないし、過去にはもちろん捨ててきたわけだけれど、その決め手となるのが何だったのかいまいちわからない。多分、自分なりに判断基準があって「もういいよね」って捨てたのだと思うし、捨てたことも覚えている。そして自分の意思で捨てない限り手紙は残り続ける。メールは……「うそ、メール消えた!?」というような悲劇があるのがつらい。