knock on wood

日々の記録帳

地震が起きた11日の夜はほとんど眠れず、昨日の夜も自分が眠っているのかよくわからない感じで(うとうとしたと思って目が覚めて時計を見ると10分くらいしか経ってない)朝になってからようやっと眠りました。疲れていたようで、グーっと深く眠ったようで午前中に何度かあったらしい揺れにも気付きませんでした。昼過ぎに目が覚めた時、一瞬これまでのこと(地震のこと)が思い出せず、自分が洋服を着たまま寝ているのを見て「ああ、そうだ」って、ほんの一瞬なんですが、地震のこと忘れました。

私自身、被害といえるほどの被害はありませんが、恐怖感というのか……上手く言えないんだけど、胸のざわつきがずっと続いてる。友人が言っていた「またいつ揺れるのか」というのは、考えないようにしてるつもりで、ずっと頭にこびりついてるような。
最初の揺れの時、震度がいくつなのか地震の規模もわからず、本棚から書類が落ちてきたり、パソコンが机からずり落ちそうになったり、カップの中のコーヒーがぶわっと零れたり、家具が動いたりと、そういう中で「ど、ど、どうしたらいいんだろう」と、ただ立ち尽くした、たった数分(数十秒?)の印象が強く、その後怖さや不安で吐き気がして、横になりたい、落ち着きたいと思うものの、でもまた揺れるかと思うとそうもいかないという状況の中で、うわあああ!ってなって、わたしは何もできないよ!ってなって、一番思ったのは、今揺れてる地震の規模はどれくらいなんだろう?ってことで、こうしてなんとか耐えているこの地震の規模がもし小規模なものだったらもう本当に立ち直れないなって思いました。
でももっと怖くなったのが、揺れが一時的におさまって「そうだ」と思ってテレビをつけたら、もう津波の情報が映像で流れてて走る車の映像があり、アナウンサーに切り替わり、再度現地の映像に戻った時には車が走っていた道路は水に埋まっていたのを見た時でした。それからどんどんどんどん酷い状況がわかってきて、東京もずっと揺れていて、ほんとうにどうなるんだろうと、何をすればいいのかわからない気持ちで、息がすごく苦しくなったり、動悸がおさまらなかったり。

今日になって、少しずつ落ち着いてきたかなという感じです。睡眠って大事だなと思います。でも、明日から普通の一週間が始まるというのが信じられない気持ち。少し早めの電車で行こうかな。なんかちょっと怖いね。