knock on wood

日々の記録帳

先日から「白夜行」を読んでいる。少し前に職場の友人と飲んだ時に本の話になって、この作品について『読んでから三日間くらいずーっと考え込んでしまって……重かったです』と言っていたのが印象的で読み始めた。まだ序盤ではあるけど、早く先を読みたい!という気持ちで読み進めてしまう。でも所々で自分のこれまでの人生と重ね合わせて比べてしまったり、自分だったら……と考えてしまい、ふっと思考が文章から自身へと移ることが多々ある。これは以前に読んだ「手紙」の時と同じなので、東野さんの文章が私にそういう思いを抱かせるかもしれない。今度東野さんのほかの作品も読んでみよう。