knock on wood

日々の記録帳

最近の読書

ヒトリシズカ (双葉文庫)

ヒトリシズカ (双葉文庫)

面白くて、最後まで一気に読みたい気持ちでがっついたけど、あともう一歩入り込めると大好きになったんだろうな。ひとりの少女の闇の部分を、直接的・間接的に少女と関わる大人たちが少しずつ暴いていく感じのストーリーで、どことなく「白夜行」と雰囲気が似てるような。
森に眠る魚 (双葉文庫)

森に眠る魚 (双葉文庫)

実際にあった殺人事件がモチーフの作品でした。知らずに読んでも面白いと思う。人間の欲、他人を羨む気持ち、それでいて今の自分でいいと肯定されたい気持ち、今のままでは駄目だと思う気持ち。ついつい自分にあてはめて読んでしまう。実際にみんな悩んだりしているのかな?私から見ると周囲の人たちはそんな風に見えないんだけどな、とか思いながら読みました。