knock on wood

日々の記録帳

読書

最近読んだ本

 

国語教師

国語教師

 

翻訳本は普段手に取ることは、ほぼ無いのだけど、ふとしたきっかけで出会ったこの作品は、一気に読んで最後泣いちゃうほど感情移入してしまった。

ミステリ?になるのかな。過去の事件の真相が少しずつ明らかになってきて、『そういうこと?!』と思ってから二段階くらい違う結末でした。この感じはぜひ読んで体感して欲しい。

かがみの孤城

かがみの孤城

 

不登校の子供たちが主人公の作品。ファンタジーちっく。これ、本屋大賞だったんだよね。お話としては面白いと思うけど、私は終始どこか醒めたというか、俯瞰に近い感じでしか読めなかった。

先の国語教師とは全く逆で、登場人物の誰にも感情移入できなかった。

これは会社の同僚に貸してもらった本だけど、彼女の子供さんは不登校らしく、それもあって読んだらしい。読んでよかった、と貸してくれた。

でも私は、その人から聞く子供さんの話や、彼女の考え方には常に共感できないでいる。私は子供がいないので、最近の事情はわからないし、何がなんでも学校行けとも思わないけど、でも学校行かないなら行かないで、(元気なら)家の掃除とかすればいいのに、とかは思ってる。お米くらい炊けばいいのにとか。あと、お母さんが夜遅くまで一生懸命働いてるのに、帰りにタコ焼き買ってきてとか平気で頼めちゃうのも、イライラするし(自分で行けよ!と思うので)、子供が21時まで夕飯も食べない、作らないのが普通ってのも私には考えられない。

もちろん言ってないし、そういった話になった時は、へえー、そうなの、とか適当に返すようにしてる。だって嫌でしょ?子供いない奴に意見されるの。

 

なんというか本は苦手な人から借りるもんじゃないね。という結論よ。