knock on wood

日々の記録帳

全国的に雪の一日。通勤時の雪があまりに嫌で、昨夜はどうかどうか降りませんようにと祈り、それでも足らずに夜中に何度か目を覚ましては窓の外を見てしまった。3時頃に雨の音がしないから、降り出したんだなぁとガッカリしながら外を見ると、降り出すどころではなくしっかり積もってたけど。気合を入れて朝早く家を出て、なんとか出勤。それだけで今日一日の仕事を終えたような気持ちで、夕方までずっとなんだか気が抜けたまま過ごしてしまった。
雪が降ると読みたくなる古い漫画があって、それは岩館真理子の『美代子さんの日記』という短編。雪国が舞台の少し切ない話。二人姉妹のお母さんがある日倒れ、入院することになり、荷物を作るために箪笥を探ると、電子手帳が隠すように入っていて、そこにはお母さんが秘密の日記を書いていることを知った姉妹はその内容からお母さんが恋をしていると思い、相手を探ってゆく…という話なんだけど、雪が嫌だ嫌だと言いながら雪国の話を読みたくなるのがじぶんでも不思議です。雪国の閉ざされた空気感が少し悲しい気持ちになるというのに。でもやはり今日もまた読んでしまうのでした。
ちなみに私はこの作品を読んでWEB日記を書きたいと思ったのです。