knock on wood

日々の記録帳

はじめての!

今日いちにち頑張れば明日からは連休。わたしは30日も有給をとっているから、今日のうちに翌週分の報告書を作って帰らないとな、今日は忙しいかな?なんて思っていた金曜日だけど、予想外の出来事が起きてしまいました。

朝から腰が痛いと言っていた上司(女性)が、我慢できずに整体に出かけていたのですが、歩いている途中で動けなくなってしまったからタクシーで迎えに来て欲しいという電話が入ったのが午前11時。
病院に連れていったけど、なかなか診察が始まらなくてイライラ。救急車で行けばよかったと後悔しながら待つ間も、上司は痛みが止まらなくて、座ってもいたいし、体を横にしても痛いし、少し前かがみな感じで物に体を預けている体制がイチバン楽らしくて、移動するにも車椅子もストレッチャーも使えない状態。もちろん歩けない。本当に困ってしまいました。私が体の大きな男だったら、もしくは上司が小柄な体系だったら、まだよかったけど、私はそんなに身長が高くないし、上司は背も高いし、恰幅もいいタイプ。ゆっくりゆっくり歩いて診察室へ。でも診察って言ってもさ、何ができるわけじゃないのです。おそらくは椎間板ヘルニアなんだろうけど、検査をしてみないと、はっきりしたことは何も言えないということでした。
待ち時間も長いし、本人も痛みが酷くて動けないし、私は何もできないし、という時間が何時間も続きました。多少痛みが落ち着いて、なんとか横にはなれるかな?となったのはもう夕方5時過ぎ。そこからタクシーで家まで連れていって、ご家族がいらしてくれたので、事情を話してお任せしました。
私が会社に戻ったのは6時で、そこから仕事!まあ、それはいいんだけど、午前中に慌てて出かけた時に、上着を持っていかず薄いブラウス一枚で一日過ごしていたら、体が冷え切ってしまいました。せっかく風邪がよくなってきたのに、ぶりかえしそう。それでもやって帰らないといけない仕事だけは、今日のうちにやってしまおう、でもその前に腹ごしらえ(笑)デスクの引き出しに入れっぱなしにしていたお菓子をここぞとばかりに食べて、缶コーヒーの甘いのを飲んで、もしゃもしゃしならがら仕事しました。

結局、その日のうちには仕事は終わらなくて、疲れてしまったし、その日は帰って、翌朝少し出社してお仕事して、その足で東京に帰りました。

しかし、しかし、しかし。知らない土地で病院のお世話になるって大変。東京だったら、多少はわかるんだ。元の職場の新宿だったらここだな、とか。家の近くだったらここだな、とか。周囲の土地勘もあるし、タクシーで行くべきか、救急車の方が診てもらえそうとか、なんとなくわかるんだけど、今回は本当にわからなかった。それに加えて、自分があまり大きな病気をしたことがないし、足や腰の痛みを経験してないし、誰かを病院に運んだことも無い。何科にかかるのがいいのか?ってことすらわからなかった。まったくの初心者というのかな、こうしたこと初めてだったから、どう動けばいいのかわからなかったよ。でも、こうして人間って経験値を上げていくのかなと思う。もし次に同じ状況になったら、今度はもう少し役に立てると思います。