knock on wood

日々の記録帳

休日です。やっと休日って感じ。連休挟んでたくせに何言ってんの?とお思いでしょうが、9月初旬に「社内研修担当になってください」と言われた日から二週間以上もずーっとずーっと、緊張し続けてきたのです。毎日の吐き気はもちろん、ピーク時は生まれて初めて本格的な下痢もした(辛いですね!)でもその研修担当も昨日で終わり。なので、やっと今日心が少し休まったよ。
途中の連休では、ネオロマ15thに行ったりもして、きちんと休みはとっていたのだけど緊張は続いていたから、なんというか、心臓が口から出そうな感覚が今ようやっと消えかけています。緊張感って癖になるよね。今回は初めての研修担当という意味でも緊張をしたのだけど、それよりも自分が研修(話す)する内容に不安があった。7割はこれまで自分が携わってきた業務だし、毎日毎日触っている端末の操作のことだからいいとして、問題は残りの三割が、私自身も今回初めて教わったことだったので、まだ消化しきれていなく、どうやったら分かりやすく話せるのかが、すごく不安だったし、質問とかされても困るなーとか、ほんといろいろずーっと考えてた。一瞬、連休中も出かけないで勉強した方がいいのでは?と思わなくもなかったけど、でもやっぱ横浜行ってよかった。友達と会えて気持ちが柔らかくなったし、楽しかった。それとネオロマでは小野坂さんのパフォーマンスに心がかなりあがって、後日、「やべえ緊張して振るえてきたよ」って時にも、あの小野坂さんの「eyes to eyes」を思い出して乗り切った。ありがとう金髪のオッサン!!
問題の研修は滞りなく……とはいかずに、やっぱり途中で部屋全体が「?」となった瞬間もあったけど、サブにベテラン社員の人たちがついてくれたから、その人たちに頼りながら無事終えることができました。研修担当になって、すごく不安で、できないよーと思ったし、それらを結構、口に出してしまったりもしていて、本当にどうしようと思っていたのだけど、上司が本当に気遣ってくれたし、サブについてくれた人たちも「面倒なことはおじさんに任せていいから」と言ってくれた。他の周囲の人たちは、何で私だけこんなに甘やかされているのか?と思っていたみたいだし、正直、私もそう思うんだけど、でもこの研修は他の誰にも代わってはもらえないという事実に緊張してしまった。
クライアントも毎日見にきていてそれにも緊張した。でも、それが声に出てしまったのか、クライアントのえらい人が「なにがそんなに心配なんだよー」って、「大丈夫だよちゃんと見ててやるからー」って!……だからそれが不安だということは……言えない。見ててくれなくていい。むしろ部屋から出てほしい。と思っていることも、もちろん言えない。今回のクライアントは、妙にみんなに嫌われていて(多分、めんどうな人だから)みんな上手くあしらっているみたいなんだけど、私はそれができない。喋りかけられて適当にあしらうことができない。自分より年上の人がそんな風にあしらわれている姿は切なくて見たくないの。で、笑顔を返していたり、話しかけられるままに答えていたせいか、最近は、「ゆうべ飲みすぎちった」という、それ仕事関係ないんじゃ?という話題が朝一番から出るようになってしまった。もちろんこの話題にも全部つきあった。家で一人で飲んで酔っ払ってそのままテーブルにつっぷして寝てしまったという話だったんだけど、それを聞いているうちに切なくなって心配になった。(家族の誰も起こしてくれないの?)……という会話をしたことなどを、お昼休みに同僚に話したら『そういうオッサンの個人情報はいらないから!』と怒られてしまったよ。うん、そうだな。気持ちはわかる。でも私もオッサンの個人情報をひとりで抱えていたくなかったのだよ。
今日、明日と休んだら、来週から通常業務に戻るわけではなく、まだ研修は続いているんだけど、とりあえず私が講師をするのはもう終わり。新しいことを覚えたり、教えていくのは続くと思うけど、なんとかなるかなーと思えるようになってきた。今回はいい経験させてもらった……とは、まだ思えていないけど、きっといつか絶対思う日がくることでしょう。めでたしめでたし。