knock on wood

日々の記録帳

ウテナ様

少女革命ウテナの最終回を見た。先月から毎日毎日1話ずつ見てきて、ようやっと昨日最終回を見て……涙が止まらなかった。前回からの流れもあり、しょっぱならからグズグズきてたんだけど、傷ついたウテナのところに王子様が来て「ご褒美のキスをしてあげる」「これは慰めだよ」と言った後、ウテナが自分の拳を地面に叩きつけるシーンで震えた。そこからラストまでもうずっと泣きっぱなしだった。「ひめみや、ひめみや……」と言い続けるウテナ、「おせっかいな勇者さん」と言いながらも、棺をあけてくれたウテナに「早く逃げて」というアンシー。前回までずっと私はウテナを見ながら『誰か、本当にウテナのことを愛する人が現れてほしい。ウテナをぎゅっと抱きしめてあげてください!』と、ウテナかわいそう!と思ってきたのだけど、この最終回でウテナが「ひめみや、きみは知らないんだ」と、アンシーといたことで自分が幸せだったと言うシーンを見て、『ウテナがアンシーを好きと思う気持ちが大事なんだ。たとえ周囲からどう見られようと、ウテナが自分で満たされていると感じているならそれでいいんだ』とか、なんか真剣に考えてしまいました。
以前に、まだウテナのことを『うてなぁ?なんか聞いたことはあるけど』という程度の頃に見た、DVD-BOXのCM(http://www.starchild.co.jp/special/utena/tvcm_1.html)、当時はなんだこれ?と思ったけど、今ならわかる。そして今後はこのCMのラスト一言を聞くたびに「ああ!」と思うんだろうなー。ああ、ウテナ見てよかった!