knock on wood

日々の記録帳

イタズラなkissのアニメをようやっと見ました。多田先生の大ファンの私にとっては大切な作品で、アニメ化されたら嫌かもって思っていたけど、今回こうして実際にアニメ化されても別に特別な感情はなかったなぁ。もう好きすぎて私の中で不動の作品になっているのかも。何があろうと変わることのないものに。
それと、未完の原作をアニメで完結という部分が放送前から取り上げられていたけど(作者の構想メモを脚本に起こしたらしいので)これについても監督の人が「アニメオリジナルともいえる作品、原作とはまったく別のイタズラなkissを作る」とインタビューで答えていたので、それならそれでまあいいかと。つーか多分私は「やれるもんならやってみそ!」みたいな気持ちなんだと思う。すごい上目線でアニメ化のニュースを聞いてたんだと思います。
正直言うと完結はホントはちょっと微妙な気持ちなの。同じイタkissファンでも考え方はいろいろだと思うけど、私はもうこのままでいいと思っている派。多田先生が急逝し、最終巻となったイタkiss23巻の巻末でくらもちふさこ先生が「(琴子の妊娠?という)最も面白い展開のところで足踏みをしてしまうけれど、逆に考えれば琴子たちとのサヨナラを意味する最終回もなくなった。だからみんなの心の中で連載の続きを展開していってください」というようなコメント(漫画)を描いてくれていたんだけど、私はこのコメントに救われた一人。救われたとかっていうの本当に大袈裟だと自分でも思うけど。だから完結はしてほしくないけど、アニメはアニメオリジナルだと監督が言っていたので、むしろそれでよかったと思っていました。
そんで、今日アニメを見てみたら、あまりに原作チックでびっくりした。ほらよくアニメになると顔が違ってたり、微妙なズレとかあって「やっぱアニメはなぁ〜」って気持ちになること多いじゃないですか、でもイタkissは漫画のまんまだよー。誰かが指示してんの?と思うくらいそっくり。クラスメイトや先生はもちろん、例えば教室に貼られた紙の『補習』と書かれた字までそっくり。話の展開も「これ26話で終わるの?」と思うくらい原作どおり。すんごいイタズラなkissだよ。けど、仕方ないけど、声だけがイメージと違っていてちょっとだけ悲しかった。特にじんこと入江ママ。琴子はもう仕方ないよなー。アニメ声過ぎる!って思うけど、これアニメだし(笑)とりあえず満足ってことでいいかな。OPとEDはすごく好きです。