knock on wood

日々の記録帳

Hさん

朝、Hさんと、なんとなく上手く喋れなくて、先週までのはしゃいだ気分が急速にしぼんでいくのがわかった。体調のせいだったり、昨日遅くまでテレビを見て泣いていたりしたせいで顔も目もむくんでいる。明るく返事もできなくて、何もかもが駄目になってしまいそうな気持ち。仕事は少し新しいことに手を出しているのだけど、心配していたよりもずっと上手くいった。みんなが協力してくれるのがとても嬉しい。自分の気持ちが違うからか午後からはいつもどおりに親しく話せた感じ。私は座ってパソコンの画面を見ていて、その右肩あたりにHさんがいて、「あのね、ここのところ」と、Hさんの手を画面へと引っ張った時のスーツの生地の感触にキュンとした。両手で握ったことを許してくれるのが嬉しい。夜、キャンディーを貰う。無くなったら寂しいから一つは食べて一つは貯めてるのと机の引き出しを見せると、今度はもっとたくさん持ってくると言った。あとは大した話はしていないけど、今日は少しだけ言葉がくだけていた。短い会話の中で三回くらい「ぁ、今!」って思った。まあ思ったところでHさんとは何もない。ただいい人なだけ。しかし仕事ばかりの平凡な日々の中でこういう気持ちを見つける能力だけは自分をすごいって思うわ、ほんと(笑)