knock on wood

日々の記録帳

早春の朝

2018年3月6日朝、私の兄が53歳でこの世を去りました。3月9日、54歳の誕生日まであとほんの数日でした。
もともと持病があり、そこから合併症や、副作用やらで、この5年ほどは1年の半分は入院、闘病の日々でした。今回も足の皮膚の治療を兼ねて入院している最中の急変でした。健康な人であれば突然死と呼ばれる部類です。後から病院の先生に、明け方、眠っている間に、あまりに短時間で為すすべがなかった、と聞き、穏やかな顔だったし、苦しまなかったのかな?と思うと、ほんの少し救われた気持ちでした。

一週間経ち、今もまだ色んな思いが胸に迫ります。辛いし、寂しいし、情けないし、自己嫌悪にもなるし、ときに開き直れそうにもなる。自分の弱さも突きつけられます。すごく苦しい。それでもきっといつの日か、この思いは薄まってゆくと思うし、それで良いと思ってもいます。だから、今の気持ちを日記に残したほうがいいのか、残さないほうがいいのか、実は迷っています。ほんの少し、後で消してもいいから書き綴っていこうかという気持ちが増えて、今日書き始めました。
強さって幸せですね。