knock on wood

日々の記録帳

2023/5/21

9時半頃起きて、BSであまちゃんを見る。2012年の放送当時、茨城で働いていた頃は家から職場まで徒歩5分の距離だったから、毎朝放送を見てから家を出ていた。忙しくて平日に休むなんてことができない時期だったから、おそらく一度も欠かさず見ていたと思う。なのでだいたいのあらすじは覚えているし、今放送を見ると「ああ、あったあった」と一度見たうえでの楽しみ方をしているのだけど、じゃあこの後どうなるのか?と聞かれると、いまいち思い出せない。
あまちゃんはとても面白くて好きなドラマだったけど、繰り返し見たいと思わない。うまく言えないけれど、画面としてはそこまで好きではない感じ。そこにあるだけで、映っているだけで、流れているだけで好き、という映像ではない。でも見るととても面白くて夢中になって見てしまう。逆に、物語としてはそこまでだけど、何度も見たい映像、常に心に浮かんでくる映像というのがあって、いざ見始めるとさほど面白くない。具体的には、前者は半沢直樹のシリーズ、後者はソフィアコッポラの映画、かな。私にとっては。
昨日、今日となんとなくフェイスブックを見ていて、15年くらい前に会社で一緒だった人が起業したことを知った。一緒といっても所属が同じだっただけで、フロアも違うし、ほぼ顔を合わすこともなく、相手は新卒入社、私は中途契約社員って立場も違うから担当する業務も違ってたのだけど、それでもたまに顔を合わせば普通に話していたという程度の女の子。なんとなく彼女が周りと上手くいってないという気配は感じてたし、一度だったかな、それは当たりがきついのでは?と思うような場に遭遇したこともあった。その後彼女は退職し、転職。正直、関係性が薄いので退職も転職も人づてに聞いて「へえ、そうなんだ~」と思っていた程度。そして今日、フェイスブックで知った起業先のWEBを読んでいたところ、経歴のところに学生時代~新卒、人間関係が上手くいかず悩みだったと書かれており、特に新卒入社後はいじめにあったと書いてあるのを読んで、ああそうだったのかと。当時私も経験がなく、自分の担当分で精いっぱいだし、私が彼女をケアしたり、気遣う立場ではないと思っていた。仕事上の立場では、それで間違っていないと思う。でも、もう少し何かできたんじゃないだろうか、彼女に直接はできなかったとしても、自分の上司に話してもよかったのでは?と、しばし考えてしまった。転職じたいはとても良かったと思うけど、なんかね。