knock on wood

日々の記録帳

松本一泊

先週末は長野の松本へ一泊旅行。生まれて初めてのバス旅行。
きっかけは『オクトーバーフェスト』。これの東京会場に行けなくて、他にどこでやってるのかな?と調べていたら、簡単に行けそうな横浜はずいぶん先。でも松本だったら旅行気分で楽しめるのでは?と、何故かすごく簡単に「じゃあ松本に行くか!」と決めてしまいました。そして、これまたごくごく軽いノリで「バスで行ってみるか!」と決めてしまったわけです。
で、そのバスなんですが、東京の新宿から長野の松本まで約3時間。大きな事故もなく気分が悪くなることもなく、乗り物酔い的には無事に松本まで着くことができました。が、26日はめちゃくちゃ暑い日だったため、窓際に座っていた私はカーテンを閉めていたにもかかわらず、ずっと太陽を浴びていたようで、ふと目を覚ますと自分の体が熱くなっていました。こんなことは初めてで、こりゃあちょっとマズいんでないの?と思ったので、バスを降りた後、友人と落ち合う前に薬局に寄って、ヒヤロンとか熱さまシートを購入し、自分を冷やしながら待ちあわせ場所に。だけどなかなか見つからなくて、道ゆく人に何度も「東急インてどこですか?」「東急インてこっちで合ってますか?」と聞きながらウロウロしてると、「こっちだよー」と声が聞こえて、見ると、友人が車から降りて手を振ってくれてました。
当初の計画では、すぐにビールフェアに行くはずだったんだけど、あまりの猛暑っぷりにビビってしまい、「少し日が暮れてからにしようよ」と提案し、日が落ちるまでホテルの部屋でお喋りをしてたんだけど、この部屋が暑くてびっくりした!冷房が入ってなかっただけで、スイッチを入れたら普通に冷えたんだけどね(笑)でも一瞬「えーどうしよう!」と思った。
部屋で喋り始めると、延々と話し続けてしまいそうになってきたので、「じゃあ時間を決めよう。18時半になったら行こう」ということに。それでも結構いろいろ話せたかなー。私は、遙か4の話をしたくて、この日までに誰か最低一人はクリアしておきたいと思っていたのに、ぜんぜんできていないものだから、質問にもあまり答えられなくて、アシュヴィンの兄の名前も思い出せず(今ならわかる。ナーサティアだよね)自分の乗っている船は飛んでいるというようなことは、かろうじて話せたかなという程度。ゲームの概要を「遙か1&2と、3のどっちに似てる?」と聞かれた時は「3!3!3の迷宮に似てる!」と答え、「で、どうなの?」と確信を突かれた時は「3がやりたくなってる」と正直に答えました。

なんか長くなってきちゃったなぁ。でも大丈夫。この後はずっとビールを飲んで話をした時間ばかり。ビールフェアではもちろん、場所を変えた二軒目でも(ここが超素敵な店だった!)ホテルに帰ってからも、ずっと飲み物はビールで、話題はいろいろだけど、どれも楽しいお喋りなのでした。これじゃあ横浜(ネオロマの時)と一緒だねって話も出たけど、それが楽しいんだよね。もちアンジェの話もしたよ!

この後は、私はわりと早く寝て、珍しく睡眠時間はばっちりでした。
さすがに飲みすぎたのか翌日は腹痛で目が覚めました。何度かトイレに行きつつギリギリの時間まで二度寝、三度寝を繰り返し、10時にチェックアウト。
既に全開の太陽を見上げつつ、せっかくなのでお蕎麦を食べに行くことに。それにしてもまだ早いから、車でぐるぐる回ってもらったり、観光地っぽいところも見せてもらったり。松本城を中心に作られている町ということは聞いていたけど、何度か同じ道を走っているうちに「本当にお城中心なんだなぁ」としみじみ思ってしまいました。しかし助手席というのは快適です。大好きです。私、女性のドライバーがすごく好きだ!思えば10代の時から女友達の運転する車に乗るのが大好きでした。
連れていってもらったお蕎麦屋さんは水車が目印?の手打ちの細めのお蕎麦を出すお店。ここが開店間際だったらしく、店に入ったらなんだか熱い。あれ?クーラー効いてない?てか、入れてない?だって窓が開いている!えー……、どーすっかねぇー……なんて思いながらも座敷にあがり、鰻をプッシュしてくる店員さんに「天ザル」を注文し、他のお客さんが少しずつ増えてきた頃、あれ?少し涼しい風きてないか?って思ったら、店員さんが窓を閉め始めているではないの!よかった、これで涼しい場所でお蕎麦食べられます(笑)ただただ残念なのは、自分が乗り物酔いするかもしれないという恐怖心から「プハー、腹一杯」までは食べられなくて、「もうちょっと食べたいな」というところで箸を置かねばならなかったこと。お蕎麦残してしまったけど、本当はあれくらい普通に食べられたよ。ん、でも世間ではこういうのを『腹八分目』っていうのかい?

蕎麦屋さんを出た後は松本駅に戻り、車を駐車してから、しばらくドトールでお茶していました。少しブラブラ歩いたけど喫茶店やカフェを見つけることができなかった。かといってファミレス系にも出会えず、空いていたドトールで二時間位は話してた。これはまさに横浜の2日目の再現だよね。カフェドクリエから一歩も出ずに5時間と似たコースだよね。もちろん一杯でねばったわけじゃないよ。
お土産を買いながら駅ビルを見ていると、これが予想以上に楽しくて、「可愛い!」と思った服なども買ってしまった。雑貨ショップも可愛いものがいっぱいで、どれもこれも買いたくなったよ。東京にも同じもの絶対売ってるだろうけど、なかなかゆっくり見れないんだよねぇ。なんかいつも混んでるし。だからついつい旅先で買い物しちゃうのかもしれないなぁ。
この時点で、帰りのバスの時間まで一時間弱。どうするもう一回お茶する?なんて言いながら歩いていると、先の方からなんだか賑やかな気配が。なんだろうね?と行ってみると駅ビルの出口ドアの向こうはプリクラコーナーになっていて、そこの若者たちが集まりわいわいやっていた……と思ったら、その子たちの背後に見えたのは雨。しかも豪雨で雷雨。ちょっと買い物している間にとんでもないことになっていた(苦笑)
幸い、バスに乗る頃には小降りだったけど、一時はものすごい雨だったんだよ。駅前のビルに現在の気温が表示されているんだけど、その数字がぐんぐん下がっていくのが面白かった。22度ってところまで見たかな。ちょっと肌寒いくらいでした。

帰りのバスは、乗り場がわからず迷ったりしたけど、時間には十分間に合ってちゃんと乗れました。が、最後バタバタしてしまい、友人にはきちんと御礼も言えなかった感が残ります。丸一日お付き合いしてもらって本当に感謝しています。ありがとうございました!

もう夕方に近かったせいか、雨のせいか、バスの中は少し気温が低く、持っていたストールをひざかけ代わりにして、ネオロマキャラソンを聴きながら、得意の睡眠を貪りました。気が付かないうちに隣の席も埋まっており、予定通りにサービスエリアで休憩した後、また惰眠。そして次に目を覚ますと、バスは渋滞に巻き込まれていました。私、しばらく車で旅をしてないので忘れていましたが高速道路には渋滞というものがあるのですね!まあ仕方ないので、また惰眠。キャラソンも一杯聞けました。結局、二時間遅れで東京に到着でした。

※今少しだけ「戦国無双」をやりたくなっているのは、この旅の収穫なのか何なのか。