knock on wood

日々の記録帳

日日是好日を観てきた。先日亡くなった樹木希林さんが出演されていることで話題となったせいか、扱われている題材のせいか、劇場はお年寄りの比率が高かったように思う。内容は、作者が25年間続けている茶道を通して、生きることの素晴らしさや愛おしさ、辛いことや苦しみ。その全てが生きる意味、生の歓喜であることを体感してゆくという、森下典子のエッセイが原作となったもので、個人的には無駄に長いかな?という印象が残ってしまい、いまいち面白かったとは思えなかったです。
ですが、これまで縁のなかった茶道という世界に少し興味が湧いてきました。お茶そのものへの興味というよりは、毎日毎日常に焦るような気持ちで生活をしている中で、いっときでも心を平らにする時間を持つことが必要なのでは?というような気持ちです。静けさの中に生きる時間を持てれば。茶道でなくてもいいんでしょうね。映画では、そこに美味しいお菓子とお茶がセットされていたので、ほいほい食いついているだけですね、きっと。