knock on wood

日々の記録帳

遙か5感想

  • 総合

八葉と黒神子、天海を終えて率直な気持ちとして物足りなさを感じています。もちろん詳しく濃く描かれていたキャラもいたけど、大半は盛り上がったところをスコーンと落とされるような、肩透かしというか、「え?これだけ?」「これでいいの?」という気持ちでEDを迎えました。二次等のファン創作でありがちな(もちろん自分もそういうの書いちゃう一人)煽るだけ煽っておいて結末はしぼんじゃうみたいな印象かな。その煽りのひとつとして、『自分の命を賭してでも愛する人(世界)を守れるか』というテーマもそうだし、ゲーム序盤で出てくる「先代白龍」という、過去シリーズとのつながりを感じさせる言葉もそうだし、特定のキャラの神子の呼び方も。
EDが全て現代というのは、個人的にはさほど気にならないけど、意外だったり驚かれた方も多いのではないですかね。私が現代EDがあまり気にならないのは、今回の時代背景がいわゆる激動の時代と呼ばれる幕末だからだとは思うんだけど。みんな多かれ少なかれ、既に故郷も親も兄弟も全て捨てても事を成し遂げようとしてた人たちという思い込みがあるからかもしれない。既に覚悟はできてる人たちだと思えます。
どのキャラのルートも楽しかった気持ちは本当。本当に楽しかった。だからこそ、3以降の遙かの中で一番楽しみで期待してしまう、神子とキャラとの特別な縁が思ったほど深くないことに物足りなさを感じています。(と、今書きながら思ったのだけど、いつしか私は3のリズ先生を基準に考えるようになってしまったのかもしれません。ちょっとくらいじゃ驚かなくなってしまったのかもしれません。)


あと、ボイス少なかったですね。自分のPSPが壊れたのか?とか、ゲームのバグ?と思えてしまったほど声が少なかった印象です。

とりあえずこのページに各キャラの感想とかも追記していきたいと思います(2011.03.09)